2018年 8月10日
こんにちは、東部2エリアコーディネーターの佐藤です。
8月2日(木)から1泊2日で親子企画「福島県に行こう!」に参加しました。
途中、事故で迂回するアクシデントもありましたが、バス車内ではビンゴなど催し物があり、子どもたちも時間をさほど感じず楽しく向かうことができました。
到着して夕方から「スパリゾートハワイアンズ」でプールを楽しみました。子どもたちは大はしゃぎで日本最大級の長さのボディースライダー「ビックアロハ」を体験しました。45分待ちでしたが、さまざまに色変わりするスライダーはきれいでスリリングがあり興奮していました。
フィッシュゴーランドでは、水槽で泳ぐ魚の周りを泳げるので海中体験をしているようでした。
夜はフラダンスとファイヤーダンスに圧倒され、息子は「炎を食べたぁぁ!?」と目を丸くして観ていました。プールには温泉を使っていて、屋内スパや温泉大浴場に行き来できて、22時までの夜のプールは初めての体験でたっぷり満喫しました (^o^)
翌日は線量計を貸していただき測定しながら、浪江駅周辺から富岡町、福島第二原子力発電所を視察することができました。
"3.11"から7年の月日が経つ福島の現状を目視することができ、また子どもと一緒に感じることができて、私も子どもたちもメディアからしか情報を知らなかったので、事の重大さを目のあたりにして言葉を失ってしまいました。同じ福島でも1時間ほど車で走ると別世界が広がっていました。
何のお店だったのかもわからなく崩れている建物や更地になっているところも多く、そこには低木が生えていて荒れ果てた景色は7年の経過を物語るものでした。
復興箇所を見て、避難指示解除がすすみ、ご自宅に戻られているような風景を想像してしまっていただけに、帰還者が5%で、避難指示が解除されると住めなくなった家に税金がかかり、家は小動物に荒らされて、町中で家屋が解体されて家を手放さなくてはならない被災された方々の苦しみは、今もなお続いている状況に心が痛みます。
福島に向かう1日目のバスで聞いた復興支援ソング「花は咲く」は、これまでとは違う深い感情で聴くようになりました。
今後も復興・創生に向けて歩む福島の方々を応援していきたいです。
TEL:0120-71-8107(受付時間:月~金曜日 9時30分~17時)