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中部2(焼津、藤枝)

【しずおか中部2エリア】「福島県へ行こう!」に参加しました(レポート:杉エリアコーディネーター)

2017年 12月29日

こんにちは、中部2エリアコーディネーター 杉です。

11月22日(水)から1泊2日で「福島県へ行こう!」に参加してきました。


20171122_shizuoka-fukushima1.JPG最初に訪ねた場所は塩屋埼灯台。
灯台の展望台につながる、らせん階段には10段ずつ数字が書かれています。「残り、あと10段」これがキツイ、数日後の筋肉痛を覚悟してがんばりました (>_<)
展望台では、以前にも訪ねたことがある参加者から「あそこに学校があった」などの話を聞きながら、美しい景色、整備がすすんで整地されている土地を、ぐるっと見渡しました。あのとき、100人以上の町民が犠牲になった海とは思えない穏やかさに、自然の恐怖を感じました。




20171122_shizuoka-fukushima2.JPGまた、バスガイドさんからは「じゃんがら」という、和菓子のおみやげを紹介していただきました。
休憩地でのおみやげコーナーで発見!思わず手に取ってしまいました (#^.^#)








コープふくしまの皆さんと交流もできました。宿泊先も相部屋となり、震災について関わってきたこと以外にも、福島県の観光情報なども笑いながら話し合えるほど、楽しい交流ができました。



20171122_shizuoka-fukushima3.jpg2日目は雨の中、線量計を持って車窓から帰還困難区域へ。
自宅の前に進入禁止のバリケードがあること、豊かな水田であった土地にソーラーパネルが並び、山の尾根にはずらっと並ぶ巨大な鉄塔、思い知らされます。
また、そういった区域で仕事をされている人たちは、数カ月ごとに健康診断を受けていること。また、大量すぎる汚染物のコンパクト化に向けた、世界でも前例がない研究にはとても時間がかかることを聞きました。ジリジリします。
きのうの福島県とは正反対の、止まったままの街も、楽しい福島県と一緒に伝えていかなければいけない、と強く思いました。


  • 福島を、知ることを怖がらない。
  • 福島を、そのまま伝えることを、継続していく。
  • 福島を、楽しむことに躊躇しない。

これが、今回の「福島県へ行こう!」で感じたことです。今後の活動の中で伝えていけるよう、継続して福島に関わっていきたいと思います。

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