2018年 9月 8日
こんにちは、西部3エリアコーディネーターの長尾です。
8月2日(木)から1泊2日で親子企画「福島県へ行こう!」に参加しました。
私は2003年から8年間、福島県に住んでいました。今回の福島訪問は7年ぶりだったのですが、住んでいたっことがあっただけに、あの震災の被災地となった福島を見るのがつらく感じました。今回、コープふくしまの方のお話の中で「忘れないでいてくれることが何よりもうれしい」とおっしゃっていただけたことで、目をそらさず、忘れずに震災後の福島を目に焼き付けようと思いました。
浪江町は震災前に訪れたことがあるのですが、以前の様子が思い出せないぐらい変わっていました。震災直後の様子とはまた違った、復興がすすんでいる様子ではありましたが、人間の自然の猛威にはどうすることもできない無力さと、それでも復興していこうとする強さを感じました。
山積みになったがれきがきれいに区分けされた山がいくつもあったり、畑だったであろう土地一面にソーラーパネルが置かれていたり、帰還区域になっても戻れない現状。いまだに放射能を気にしながら、暮らしていかなければならない福島の人たち、仕方なく、郡山や会津に引っ越したが、雪が多く大変な思いをされている被災者の人たち、・・・まだまだ解決していかなければならない問題があるとは思いますが、1歩1歩、ゆっくりではありますが復興し続けなければならない大変さを目の当たりにしました。
帰りのバスの中で、映画「フラガール」を上映していただきました。この作品の舞台であり、今回宿泊したいわき市の炭鉱の人たちのくらしと、町おこしのためにスパリゾートハワイアンズを作っていく話が、今回の被災されている方たちと重なり、感動しました。情が厚く、我慢強い福島の人たちは、時間はかかってもきっと復興を実現させることができると実感しました。
私も、この目で見てきた福島の現状を組合員の皆さんに伝えていきたいと思います。
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